サーカスの読書感想

主に自分が読んできた本(小説・漫画)を紹介します。

感想 1%の努力

 お久リぶりです。

 コロナウイルスの影響で意図せず休みをいただいている状況なので、ブログを再開したいと思います。

 

 今日はひろゆきさん著書の「1%の努力」と言う本を紹介したいと思います。

 

 いつ見たのか忘れましたがこんな記事を見かけました。

 https://togetter.com/li/1443255

 

 私はこのような著者が表紙に出ている本と言うものをあまり買ったことがないなとこの記事を見て思いましたので、逆に読んでみようとまずは手始めにこちらの本を手に取った次第です。

 

 感想としまして、内容はわかりやすく書かれているのではないかと思います。

 ひろゆきさんの体験を交えながら、分かりやすく「何故、その意見が正しいのか」の説明されていて、納得や共感を得やすいのではないかと思います。

 

 納得できることとそれが正しいことであることは違いますが、考え方の一つを増やす手段としてはとてもお勧めできる本だと思います。

 

 

 

 冒頭の記事に書かれていますが、著者が表紙に乗っている=手を出さないようにしている、と考えるのは少しもったいないと思います。

 

 ○○=××と言うような考え方は、前提条件が全て揃って初めて効果がある考え方だと思います。

 前提条件が違えば結果が違うものになるのは当然だからです。

 

 もし、この手の意見を自分が実際に体験せずに行っているのなら、一度だけ試してみるのは自分の見聞を広めたり、成長を促すきっかけになると思うので、まずは自分で実際に読んでみることを私はお勧めします。

 

 実際に自分で読んでみて、合わないならもう買わなければいいと思いますし、面白いと思うならば他のものを試してみる。

 大事なのは自分の判断を他人に委ねず、最終的には自分で判断することだと思います。

 

 人は第三者の意見は信頼しやすい傾向を人は持っています(ウィンザー効果 https://studyhacker.net/windsor-effect)。

 なので、このような「意見が出ると確かにその通りだ」と他人の判断のまま自分の行動を決定してしまいます。

 

 それはとてももったいないことだと思います。

 もしかしたら自分にとって面白いかもしれないからです。

 

 皆さんも自分では試したことがないのに、周りの判断に従っていることはあるでしょうか?

 もし試したことが一度もないのであれば、試してみるのはありだと私は思います。

 

 ここまでご覧いただきありがとうございました。

 

1%の努力

1%の努力

  • 作者:ひろゆき
  • 発売日: 2020/03/05
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)
 

 

 

 

アルテミスコードの真実~Kaguya月のウサギの銀の箱舟~

  

 こんにちは。サーカスです。

  

 久しぶりにブログを更新しますが、その間にも時は流れて私は結婚して2年が経とうとしています。

 

 短いような気もしますが、中々に長かった2年間です。そしてこれからもこの時間が続けばいいと思っております。

 

 まだ子供はいないのですがこれから子供が出来たら自分にどのような変化があるのか楽しみでもあり、不安でもあります。

 

 さて、今回ご紹介したい作品はこちらです。

  こちらの作品は鴨志田一先生作の「Kaguya月のウサギの銀の箱舟」という作品です。

 

 鴨志田先生と言えば現在アニメが放送されている「青春豚野郎はバニーガール先輩の夢を見ない」の著者でもあり、他にも「神無き世界の英雄伝」や「さくら荘のペットな彼女」の著者でもあります。

 

 2008年に出版されたのでかれこれ読んだのは10年前になりますね。

 

 10年前の私はラノベにようやく嵌ってきた年頃で友達とよく本を貸し借りしながら読んでいました。お金がなかったので今のように欲しい本は大人買いすることはできませんでしたので…。

 

 10年前に読んだこの作品意外と内容を覚えておらず、随所随所は覚えていたのですがやっぱり細かい所まで思い出せない。

 

 そこで偶々この本を見つけたので改めて読んでみた次第でございます。

 

 一回読んだとはいえ、やはり面白い。

 

 覚えていると言ってもやはりほとんど忘れていて、「あぁこいつが犯人だっけ」とか「こんな設定だったな」と懐かしみながら読んでいました。

 

 あらすじはこんな感じです。

 14年前、彗星が月に衝突し、月の欠片が6つの隕石となって地球に落下。それが落下した街は瓦礫の山と化した。その街の一つ、月之宮市では特殊な能力を持つ子供たちが生まれるようになる。その能力を使った犯罪に対処するため、公安特課は未成年のムーンチャイルドに協力を仰いでいた。その特課に所属する真田宗太は、不思議な少女・立花ひなたと出会い、共同生活をすることになる。

  

 突然能力を持った少年少女たちの話になります。

 

 表紙の女の子「ひなた」がとても可愛らしく印象的です。

 

 白い髪に紅い目の女の子と言えば皆さんはどんな子を想像しますか?白髪赤目は最早様式美として認知されていると思われますが、いかがでしょう?

 

 因みにこの方も白髪赤目ですね。

 

 女の子ではありませんが、ね。

 

 この書籍可愛らしいイラストとは裏腹に中々凄惨な表現が多々現れます。

 

 私は表紙のひなたが可愛いな、ということは覚えていたのですが「こんなに殺伐とした話だっけ」と改めて読んで思いました。

 

 殺伐とした内容と甘酸っぱい高校生の青春が半々といったところでしょうか。

 

 全5巻と長くもなく短くもなくまとめられているので時間がない方でも読める作品になっていると思います。

 

・こんな人におすすめ

 ☆甘酸っぱい青春を思い出したい

 ☆可愛いヒロインに癒されたい

 ☆主人公一強の物語以外を読みたい

 

 ここまでご覧いただきありがとうございます。

  

 中には私がブログを更新しない中でも閲覧してくださる方がいて嬉しく思います。

 

 次はいつブログを更新するか分かりませんが、その時はまた読んでいただけると幸いです。

 

 それでは失礼いたします。

 

 

クラレッタのスカートを直せるか? ~魔王 JUVENILE REMIX~

 

 こんにちは。サーカスです。

 

 今回はこちらの作品を紹介したいと思います。

 

 

 この「魔王 JUVENILE REMIX」を初めて読んだのは私が中学生の頃だったと思います。

 

 中学生の時の私は勿論働いているわけがなく、お小遣いの少ないどこにでもいるような学生でした。そんな私が専ら通った場所と言えば立ち読みが出来る古本屋でした。

 

 今思えば、その古本屋にとって迷惑極まりない存在だったと思います。今では非常に申し訳ない気持ちが湧いてきます。

 

 当時の私は古本屋でこの「魔王」という単語に敏感に反応して思わず手に取っていました。そしてこれが見事に面白かったのです。

 

 そして、最近伊坂幸太郎さんの小説「グラスホッパー」を読む機会があり、改めてこの「魔王 JUVENILE REMIX」を読み返したいと思いまとめ買いをしました。

グラスホッパー (角川文庫)

グラスホッパー (角川文庫)

 

 

 「グラスホッパー」を読み進めて、現在の私は過去に読んだ「魔王 JUVENILE REMIX」の内容が今一合致しませんでした。登場人物などは朧気に覚えているのですが、「あれ?こんな感じだったっけ?」という違和感が私の胸の中に残ってしまったのです。

 

 そうなると気になって仕方がありませんでした。そして、昔の私にはない財力を使って一気にまとめ買いしました。 

 

 改めて「魔王 JUVENILE REMIX」を読んでみて思うのは、やはり面白いということ。

 

 物語の展開の仕方も読者を飽きさせず、どうなるのか!?ということを訴えてきますし、また登場人物も個性的でかつ、生き生きと描かれています。

 

 更に言えば、絵質がとてもこの物語にあっている。バトルシーンはとても魅力的で、力強いものがあります。内容を知っている私が改めて読み返してみたところ、何故か初見のような反応をしてしまう程です。

 

 何度読み返しても面白い、そんな作品になっています。

 

 既に完結している作品であり、10巻と読みごたえがありながらも、むやみやたらに長くない構成になっていますので、気になった方は是非読んでほしいと思います。

 

 さて、タイトルで挙げた「クラレッタのスカートを直す」という言葉はこの漫画の端的に表す言葉でありテーマだと私は思います。

 

 クラレッタとはイタリアの独裁者ムッソリーニの恋人の名前です。

 

 ムッソリーニ第二次世界大戦の最終局面でパルチザンたちに捕まり、恋人であるクラレッタと共に銃殺されてしまいます。

 

 そして、二人の遺体は広場に逆さに吊るされます。そうするとスカートを履いていたクラレッタのスカートが捲れます。そのことに群衆は喜びます。

 

 喜ぶ群衆の中でそのスカートが捲れない様にスカートを直した人物がいました。

 

 群衆からブーイングを受ける中その人物はスカートを直します。

 

 大勢の人が正しいと思っていることを否定することは容易なことではありません。それは現代社会に生きる私たちは誰もが痛感していることだと思います。

 

 周りに合わせ、周りが正しいと思うことを行う。例えそれが間違っていると思われる行為でも、周りがやっている、ただそれだけの理由で行いを正当化してしまう。その力が群れにはあります。

 

 その流れに逆らうということは、その集団から疎外されたり、攻撃されたりするという事態を引き起こしかねません。そのことを私たちは誰もがもう理解していると思います。

 

 だからこそ正しいかどうかで判断するのではなく、皆がどう思っているかを正義として掲げてしまいます。その正義が間違っていればその群衆はあっという間に負の軍団になってしまうというのに。

 

 「クラレッタのスカートを直す」ということは群衆に立ち向かうということ。悪意に負けず、非難を厭わず、集団に流されずに、間違っていると間違っていると意見したり、実行に移したりすることです。

 

 また集団に流されないということは、集団の考えに自分を合わせることをせず、自分の頭でしっかり考えるということです。

 

 皆さんはどうでしょう。

 

 もし、その他大勢の人間が正しいと思っていることを自分だけが間違っていると思った時、あなたはどのような行動を取るでしょうか?

 

 その時あなたはクラレッタのスカートを直した人物のように、スカートを直すことが出来るでしょうか?

 

 そのようなことをこの漫画は私たちに訴えているような気がします。

 

 ここまでご覧いただきありがとうございました。

 

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★紹介した作品まとめ

 

グラスホッパー (角川文庫)

グラスホッパー (角川文庫)

 

 

 

 

 

 

 

最近読んだ本の紹介~青春ブ野郎シリーズ他4冊~

タ こんにちは。サーカスです。

 

 今年の夏はあまり夏らしい感じではありませんでしたね。8月より7月の方が暑かったと思います。

 

 9月に入るといよいよ涼しくなって過ごしやすい季節になりました。

 

 読書が捗りますね。

 

 今回は最近読んだ本をいくつか紹介していきたいと思います。

 

 

 

作品内容

 ――ねえ、キスしよっか。そう言って僕をからかってきた彼女は、しばらくして僕の前から消えてしまった。 図書館にバニーガールは棲息していない。その常識を覆し、梓川咲太は野生のバニーガールに出会った。しかも彼女はただのバニーではない。咲太の高校の上級生にして、活動休止中の人気タレント桜島麻衣先輩だったのだ。数日前から彼女の姿が“周囲の人間に見えない”という事象が起こり、図書館でその検証をしていたという。咲太は麻衣に協力する名目で彼女とお近づきになるが――? 海と空に囲まれた町で、僕と彼女の恋にまつわる物語が始まる。

 

3行感想

 やはりライトノベルは何といっても絵が可愛い。

 絵に引かれ読んでみたら今度はストーリーに引き付けられる。

 思春期真っ只中の高校生の青春を描いた少し不思議な小説です。

 

妹さえいればいい。 (ガガガ文庫)

妹さえいればいい。 (ガガガ文庫)

 

 

作品紹介

 “はがない”の平坂読が放つ衝撃作!!
「アマゾンレビューは貴様の日記帳ではない!」
 荒ぶる小説家・羽島伊月は、未だ見ぬ究極の妹を創造すべく日夜奮闘する現代のピグマリオンである。彼の周りには、作家やイラストレーターや編集者や税理士など個性的な人々が集まっている。愛も才能もヘビー級、残念系美少女のハイエンド・可児那由多。恋に悩み友情に悩み夢に悩む青春三冠王・白川京。闘志を秘めたイケメン王子、不破春斗。人生ナメてる系天才イラストレーター・ぷりけつ。頼れるけど頼りたくない鬼畜税金セーバー・大野アシュリー。闇を抱えた編集者・土岐健次郎――。
それぞれ迷いや悩みを抱えながらも、ゲームをやったり旅行に行ったりTRPGをやったり、たまには仕事をしたりと、賑やかで楽しい日常を繰り広げる伊月たち。そんな彼らを温かく見守る完璧超人の弟・千尋には、ある重大な秘密があって――。

各界から絶賛の声多数(本当)! 『僕は友達が少ない』の平坂読が放つ、日常ラブコメの到達点にしてライトノベル界の現実を赤裸々に晒す衝撃作。言葉の鋭刃が今、世界と担当編集の胃に穴を穿つ――!!!!

 

3行感想

 まず、作品紹介の仕方が面白い。これだけで購買意欲が高る。

 個性的過ぎるキャラ、サクサク読み進められるのは目の保養と息抜きに丁度いい。

 青春とはまた違う若者達の日常を描いた小説です。

 

みかづき

みかづき

 

作品内容 

 昭和36年。小学校用務員の大島吾郎は、勉強を教えていた児童の母親、赤坂千明に誘われ、ともに学習塾を立ち上げる。女手ひとつで娘を育てる千明と結婚し、家族になった吾郎。ベビーブームと経済成長を背景に、塾も順調に成長してゆくが、予期せぬ波瀾がふたりを襲い――。山あり谷あり涙あり。昭和~平成の塾業界を舞台に、三世代にわたって奮闘を続ける家族の感動巨編!

 

3行感想

 塾業界に携わる人たちがその時代時代で奮闘するお話。

 ドラマ、ドラマ、ドラマの連続。

 ボリュームたっぷり、読み応えのある小説です。

 

 

 作品内容

 「出撃なんて、実力試験みたいなもんじゃない?」

 敵弾が身体を貫いた瞬間、キリヤ・ケイジは出撃前日に戻っていた。トーキョーのはるか南方、コトイウシと呼ばれる島の激戦区。寄せ集め部隊は敗北必至の激戦を繰り返す。出撃。戦死。出撃。戦死――死すら日常になる毎日。ループが158回を数えたとき、煙たなびく戦場でケイジはひとりの女性と再会する……。

 期待の新鋭が放つ、切なく不思議なSFアクション。はたして、絶望的な戦況を覆し、まだ見ぬ明日へ脱出することはできるのか!?

 

3行感想

 死のループに巻き込まれた主人公の奮闘。

 「ギタイ」と呼ばれる敵との激しい戦闘。

 生き残るために死ぬ度により強く、鋭くなっていく。

 

漫画もあります!!

 

メイドインアビス 1 (バンブーコミックス)
 

 作品内容

 隅々まで探索されつくした世界に、唯一残された秘境の大穴『アビス』。どこまで続くとも知れない深く巨大なその縦穴には、奇妙奇怪な生物たちが生息し、今の人類では作りえない貴重な遺物が眠っていた。アビスの不可思議に満ちた姿は人々を魅了し、冒険へと駆り立てた。そうして幾度も大穴に挑戦する冒険者たちは、次第に『探窟家』と呼ばれるようになっていく。アビスの緑に築かれた街『オース』に暮らす孤児のリコは、いつか母のような偉大な探窟家になり、アビスの謎を解き明かすことを夢見ていた。そんなある日、リコはアビスを探窟中に、少年の姿をしたロボットを拾い…?幻想と機械が入り混じる大冒険活劇、第一巻!

 

3行感想

 1巻は丸ごとプロローグ。

 人物の絵柄がとっても可愛い。そして風景画は細かくて丁寧描かれている。

 少年少女、2人の冒険が始まる!!

 

 

何か興味がそそられる本はありましたか?

ここまで読んでいただきありがとうございました。

本の紹介~夫のちんぽが入らない~ 

 こんにちは。サーカスです。

 

 段々と気温が高い日が増えてきましたね。しかし、いきなり気温が下がり肌寒い日もまだまだありそうです。

 

 春は体の負担が大きくなる季節です。気温が高くなり、薄着に変えた途端、一気に気温が下がって冬まではいかないけど、少し厚着をする必要があったりと忙しいですからね。

 

 皆さんくれぐれも風邪を引かないように健康には気遣いをお願いします。

 

 さて、5月になりました。

 

 新年度の4月から一カ月が過ぎましたが皆さん進捗の方は如何でしょうか?

 

 まだまだという方も、これからという方も頑張りすぎて体調を崩さないようにしてくださいね。

 

 人生において自分と言うのはとても大切です。

 

 自分の意思をすべからく表現してくれる存在は自分しかいません。

 

 そして、自分を守るのはいつでも自分です。

 

 社会に出ると様々な理不尽に遭遇します。

 

 体調を崩しても心配されるどころか、「体調管理もできないのか」と叱られる。

 

 頑張りは評価されず、頑張りが少しでも足りないと先輩や上司から叩かれる。

 

 社会人が長い方はそんな経験がありませんか?

 

 社会や、組織という全体は個人の事を助けることはありません。特に今の日本は個人を使い捨てる傾向にあります。

 

 その中で何も知らない新人をボロボロになるまで使い倒し、そして最後には捨てるというのがどの社会や組織でも行われています。

 

 何度も言いますが、自分の人生は自分だけのものです。

 

 それに働くことだけが人生じゃありません。

 

 皆さん、自分の身を一生懸命守ってください。

 

 本当にやりたいことが出来た時に手遅れにならないように。

 

 さて、本の紹介に移りたいと思います。

夫のちんぽが入らない

夫のちんぽが入らない

 

 

  「うわ、なんだこのタイトル!」

 

 タイトルに目を向けてみれば、そこには驚きの「ちんぽ」の文字。

 

 そして、その次に「入らない」ときている。

 

 これはただ事じゃない…と、男の何かを焦らしました。

 

 このタイトルを見た時、どのような内容か少し想像してみました。

 

 私はこの作者様の事も本の内容の事も何一つ知らなかったので、ドキドキしながら本のページをめくりました。

 

 内容は主人公主観で話が進みましたが、意気揚々と読むことは出来ません。

 

 主人公の過去から現在に至るまでの苦悩を描いた作品です。明るい話である訳がないですね。

 

 私はどうしても男ですので、女性のこの主人公に感情移入することは正直難しかったです。それに性格的にも理解しがたい部分や、理解できない部分もいくつかありました。

 

 女性の方でも完全に主人公の気持ちが分かる方はいないでしょう。

 

 それほど特殊で、特異な主人公でした。

 

 しかし、読み進めて、読み終わって。

 

 是非、男性の方に読んでほしい作品だと思いました。

 

 タイトルに強烈に惹かれたならば、そのまま手に取って読んでみてください。

 

 自分には到底想像もできないような事が書かれていますので。

 

 興味が少しでもある方も、やはり見てほしい作品です。

 

 読んでいて気持ちの本ではありませんが、それでも読んでほしいと思える、そんな本でした。

 

 まだまだ語彙力が不足していてこの本を上手に紹介することが出来ません。それでもこのページを見て下さった方には是非読んで頂きたと思います。

 

 ここまでお付き合い下さりありがとうございました。

 

夫のちんぽが入らない

夫のちんぽが入らない

 

 

 

 

 

 

 

私がお勧めする小説~転生したらスライムだった件~

 こんにちは。サーカスです。

 

 5月になりまして、ゴールデンウィークとなりましたが皆さんはどこか出かける予定はありますでしょうか?それとも仕事がある方が多いのでしょうか?

 

 私は5月の3日だけお休みを頂いたのですが、特にやることもなく、連休の頭の方と言うだけあってどこもかしこも人でいっぱいでとても出かける気になれませんでした。

 

 やはり休日は平日にあった方が個人的には嬉しいと思っています。どこも空いてますしね。待ち時間もありませんし。悠々自適に休みを過ごせます。

 

 祝日や土日休みはそうもいきません。皆休んでいるので人がどこも溢れています。車は増えて、電車も多くの人で賑わいます。皆がいくような商業施設は多くの人たち、特にカップルや家族連れの人たちが大勢います。

 

 休日も休むことなく愛する人のために奉仕をするその気概に私は感動してしまいます。私には到底真似できないと思うので。

 

 しかし、私も平日以外にも勿論祝日や土日にも休みになることがある仕事なので、たまに土日や祝日に休むと「どうして今日はこんなに人が多いのだろう」と疑問に思うことがあります。そして、「あぁ、今日は土日(もしくは祝日)かぁ…」と一人で納得します。

 

 仕事をやっている方、最早曜日の感覚が無くなっているという方はいらっしゃいませんか?もしそうなら私と同じですね。

 

 毎日やることがあるのは果たして良い事なのでしょうか?悪い事なのでしょうか?

 

 毎日予定があって楽しいと思う方もいると思います。それが自分が好き好んで立てた予定なら尚更良い事でしょう。しかし、予定というのは自分に都合のいいものばかりではないと思います。平日は仕事があり、休日は休日で仕事で出来なかったことを消化しなくてはいけません。

 

 忙しすぎて、心身ともに疲弊して体に深刻なダメージを負ってしまったり、鬱を発症して仕事が出来なくなるという方もいらっしゃいます。忙し過ぎるというのも考え物だと思います。

 

 反対に予定が全くないというのも魅力的ではありますが、実は意外と苦しかったりするでしょう。仕事ばかりしてきた人が定年を迎えてやることが無く認知症を発症してしまうということは皆さんも聞いたことがあると思います。やることが無さすぎると人間はどんどん衰退していってしまいます。

 

 まぁ、結局はバランスが大切ということにもなりそうです。

 

 忙しすぎてもいけないし、暇すぎてもいけません。ほどほどが一番だと私は思います。それを実現するのが難しいのですが。

 

 しかし、自分の身を守るのはいつだって自分です。自分のために戦ってくれるのは自分しかいません。

 

 自分以外のために自分を犠牲にするのが自分にとって正しいのか、悪い事なのか、それを決めるのは自分自身です。

 

 皆さんも自分の人生を大切にしてください。

 

 さて、くだらない話はここまでにして本の紹介に移りたいと思います。

 

 ラノベでは、異世界転生ものの小説が増えてきてますね。私は異世界物のラノベは大好きなので今後も増えていってほしいです。

 

 皆さんはもし異世界に行けるなら、異世界行きたいですか?

 

 私は機会があれば行きたいです。

 

転生したらスライムだった件1 (GCノベルズ)
 

  完全にタイトルに釣られました。

 

 スライムと言えば最弱、一概には言えませんがそのようなイメージが付きまとうと思います。序盤に出て来て主人公たちの経験値になるような敵ですね。

 

 そのスライムが今回紹介する小説の主人公になります。

 

 転生した人間が異世界でモンスターになるというのは最近よく見かける小説のパターンだと思います。私が初めて人外ものというジャンルに足を踏み入れたきっかけとなる小説です。

 

 どうやって話が進んでいくんだろうか、ととても興味がそそられました。

 

 話は主人公視点で描かれます。読みやす文体になっていて私は読んでいて全く飽きを感じませんでした。私は一巻買ってその日のうちに読み終わり、残りもその日のうちに買って一気に7巻ぐらいまで読みました。

 

 それくらい私はとても自分に合った小説だと思っています。

 

 元々俺TUEEE!といった小説が好きなのもあり、またレベルアップする要素も好きで(自分で育てたキャラが敵をばっさばっさ倒すのが好きなんです)私はドはまりしました。

 

 実際読んでみるとスライムって条件次第では最強になれるモンスターだなと感じました。

 

 だからって転生スライムだったら最初は驚くし、泣いちゃうかもしれませんが。

 

 人を選んでしまう小説ではあると思いますが、是非一度手に取って読んでから決めてほしいです。

 

 読む前から好き嫌いをして、この小説の面白さが伝わらなかったら悲しい事だと思うので。

 

 それではここまで読んで下さりありがとうございました。

転生したらスライムだった件1 (GCノベルズ)
 

 

 

 

 

 

 

 

本の紹介~浜村渚の計算ノート~

 

浜村渚の計算ノート (講談社文庫)

浜村渚の計算ノート (講談社文庫)

 

 こんにちは。サーカスです。

 

 気が付いたら今月も後僅かで終わりです。

 

 4月が終わると言うことは、今年が3分の1が過ぎようとしているということです。

 早いものですね。

 

 このブログの最終更新日が3月中旬ごろでしたので、一カ月以上放置していたことになります。

 

 それでも私の拙い記事に興味を持っている方が少なからずいたことに驚きと感謝の念が絶えません。ありがとうございます。

 

 

 4月は始まりの月ですね。

 

 学生は入学式があって、新卒の皆さんは入社式があったりします。

 

 私は新卒で今の会社に入社して4年目となりました。

 

 まだまだ社会人として未熟な点が多いながらも後輩が入ってくると「自分も先輩になっていっているんだなぁ」と感慨深くなります。

 

 みっともない姿を晒さないように日々努力しているつもりですが、どうでしょう。難しいですね。

 

 私の会社では会社全体で新卒の歓迎会を行っています。ホテルの会場を貸し切りそこで新卒の皆さんを祝います。

 

 まぁ、後半になってくるとそんなこと関係なく、飲み会や社交の場になるので、新卒歓迎会という名の飲み会ですね。飲みの場なんてどこもそんなものでしょうか?きっとそうでしょう。

 

 

 話が変わりますが、皆さん学生の頃は(今学生の方は)勉強は好きでしたか?私は余り好きではありませんでした。

 

 好きではないからと言って赤点や補習を受けたという訳ではなく、ほどほどに勉強は出来ていた方だと思います。ただ、単純に学校で行われた授業は今となっては記憶にほとんど残っていません。辛うじて世界史の単語がちらほらと残っているほどです。

 

 私が勉強していた理由も、消極的な理由で、親に怒られたくないから、とか補習がヤダとか、順位が低いのがみっともないだとか、そんな理由ばかりでした。

 

 自分を高めるために勉強をしたり、興味のあることや疑問に思うこと、知りたいと思うことの勉強をしたいとは露ほども思っていませんでした。

 

 受験の時は塾に通って、勉強頑張っているアピールをしていた記憶があります。今となっては後悔していますが。

 

 勉強が好きではない私が目標も持たず大学を目指した結果、紆余曲折あって受験を断念しました。それで専門学校に入学し、今の会社で働くことになったのです。

 

 私は自分の人生を振り返り、考察してみるに目的を持たない勉強程意味がないものはないと思うのです。

 

 嫌いなものは嫌い。こればかりはどうしようもないです。

 

 自分にとって役に立たないことを覚えてもしょうがないと思うのは私だけではないと思います。

 

 ただ、社会人になり本を沢山また読むようになって、勉強の楽しさを知ることが出来ました。

 

 それは本当に自分が知りたいこと、やりたいこと、それを成すために勉強しなければならないことだと感じることが出来るようになったからです。

 

 勿論学校でやるような勉強はもうしたくないです。

 

 自分の興味あることをとことん勉強するというのは面白いものです。

 

 自分の持つ世界が広がりますし、広がった世界の先にまた自分の興味のある事柄があるかも知れませんから。

 

 自分がこの先の長い人生の中で何を成したいのか、それがはっきり分かればそれに必要な知識を学ぶ機会も自ずと訪れるということです。

 

 上から目線で滔々と語ってしまいましたが、これはあくまでも個人的な意見ですので脳味噌の奥深くに捨てておいて下さい。

 

 私が一々説明しなくても皆さんは分かっていることだと思いますので。

 

 でも、私が気がかりなのは、本当は面白いのに、出会いが悪いせいでその面白さが伝わらないことです。

 

 教えた教師が悪いとか、買った本が悪かったとか。色々な原因は考えられますが、ただその一度の機会で本当の面白さに気付けないのはとても悲しい事だと思います。

 

 さて、ここでようやく本の紹介に行きたいと思います。

 

 私は勉強は嫌いでしたが、勉強の中でも数学は好きでした。

 

 計算すれば必ず答えが出ますからね。

 

 しかし、悲しいかな、世の学生の大半は(言い過ぎかもしれませんが)数学が嫌いと答える方がいらっしゃいます。

 

 計算ミスするとか、公式が覚えられない、位なら可愛いものです。

 

 そもそも計算が面倒くさいとか答える方もいますし、計算なんて役に立たないとか、何の役に立つのか分からないと答えられてしまうとがっかりした気持ちになってしまいます。

 

 数学面白いんですよ?

 

 それを教えてくれる本をご紹介します。

浜村渚の計算ノート (講談社文庫)

浜村渚の計算ノート (講談社文庫)

 

  

 浜村渚の計算ノート、という小説です。

 

 簡単にあらすじを説明すると、

 少年犯罪の元凶として学校教育から数学が排斥された日本。それに憤る数学者、ドクター・ピタゴラスこと高木源一郎が結成した「黒い三角定規」がテロ予告を行う。対抗すべく警視庁に設置された「黒い三角定規・特別対策本部」に迎えられたのは女子中学生、浜村渚だった。

 

 数学が排斥された世界で、数学を使ったテロリストたちを数学で解決していくとうミステリー小説です。

 

 執筆のきっかけについて作者は、中学生に「数学なんか勉強して、一体なんの意味がある?」と尋ねられて答えに困り、それなら自分なりの答えを見つけてみようと執筆したと述べているそうです。

 

 まさに数学嫌いのためにある本と言っても過言ではないでしょう。

 

 数学を使ったトリックの数々にきっと数学嫌いな人も好きになると思います。好きにならなくても少しくらいは「数学って、実は面白いのかも?」と思ってくれると信じています。

 

 是非、読んでみてください。

 

 最後までお付き合いいただきありがとうございました。

浜村渚の計算ノート (講談社文庫)

浜村渚の計算ノート (講談社文庫)