本の紹介 ~仕事が速いのにミスしない人は、何をしているのか?~
こんにちは。サーカスです。
私は生まれてからずっと千葉県に住んでおりますが、まだまだ寒い季節が続きます。
私が思う千葉の特徴としまして、風が強いのを上げたいです。
職場まで私は自転車で通勤しているせいもあり、風を直に感じる時間が多いのです。
片道約15キロを朝から漕ぐのは中々気持ちのいいものですが、如何せん向かい風が吹くと職場についたころには汗だくになってしまいます。
最早一仕事してきたような達成感があります。
夏の風は心地よいですが、冬の風は大変冷たく顔を覆うことが出来ないので、温かい場所に入った時にはほんのりと痛みを感じるほどです。
それでも体力が続く限りは自転車で通勤していきたいと思っています。
今回ご紹介する本はタイトルの通りです。
~仕事が速いのにミスしない人は、何をしているのか?~
という本です。
今月発売されたタイムリーな本ですね。
私はこのような啓蒙本はあまり好きではないのですが、これは惹かれる何かがあり、考える間もなく購入しました。
確かに、私にとっては魅力的なタイトルでした。
ミスをしない人は何をしているのか?
この疑問は誰しも持っている疑問だと思います。
私たちが仕事をしていく中で少なからずミスというものは発生してきます。
私も例外なく、仕事をしていく上でミスをするということはやはりあります。
それも初めて犯したミスだけならまだしも、二度三度と繰り返すミスも中にはあります。
仕事をしていく中で「どうしてあの人はミスをしないんだろうか」と思ったとこも多々あります。
このミスしないためには?と言う疑問に率直に答えてくれるのがこの本です。
先にも言いましたが私は啓蒙本というものがあまり好きではありません。
というのも最近流行っている啓蒙本は抽象的な言葉で綴られていることが多く、実践しようにも実践していく中で「これ、本当にあってるのかな?」という疑問が湧いてくるからです。
そも、啓蒙本の一番厄介な点は読んだだけでそのタイトルが謳っている効果が表れている気がしてくるからです。
啓蒙本を読んで大切なのはその本の内容を1から10まで信じ、実践して試してみる。これが一番重要な事だと思うのです。
私は自他ともに認める頑固者ですので、自分が信じられない事は全く信じません。
最初から疑う気満々ですし、偏屈ですから無駄なものは最初から買わないことにしています。
そんな私が読んでみようかなと思える本に出合ったのは巡り合わせが良かったのかもしれません。
人との出会いも一期一会ですし、それは本にも言えることだと私は考えています。
さて、だらだらと持論を書いてしまいましたが、この本の中身を少しだけ紹介したいと思います。
この本の目的は「仕事のスピードと質(仕上がりや正確さ)を高めていくこと」です。
仕事の中でこの二つを満たしている人間は誰からも出来る人間と思われているはずです。私の職場でもそうですし、皆さんの職場でもこのような人たちがいると思います。
そしてこの本の内容は「ミスをしない人たちがしているちょっとしたコツ」となります。
ミスをしない人たちが何をしているのか、説明と図解を用いて紹介してくれます。
1章 なぜあの人は、仕事が速いのにミスをしないのか?
2章 仕事の質とスピードを同時に上げる方法
3章 うっかりを防ぐ「最小・最短・効率」仕事術
4章 メールを制する者が、ビジネスを制する。
5章 自分のパフォーマンスを最大まで高める仕事術
6章 「ずば抜けた仕事」の決め手となる人間関係とコミュニケーションのコツ
7章 仕事の質とスピードが同時に上がる逆転の発想
8章 「自己流・万能仕事術」のつくり方
9章 自己実現を最短でかなえる仕事の取り組み方
目次を見ただけでもこの本がどのような内容を伝えたいのかわかると思います。
最近、ミスが多いな、自分大丈夫かな、と思っている方がいらっしゃいましたら是非この本をお手にとって頂き、実践されるのが良いかと思います。
重要なのは読むことではなく、読んで実践することです。
さらに皆さんの中にはすでにミスがあまりなく、出来る人の方がいらっしゃると思います。
できる皆さんの中に自分がどうしてミスをしないかきちんと言葉に出来る方はどのくらいいるでしょうか?
ミスをしないという方も自分がどうしてミスをしないのか、ミスをする人間と何が違うのかきちんと言葉にして説明できるようになれば皆さんの周りの人たちに伝播していき、レベルの高い人材の育成に繋がり、質の高い人間を育て上げることが出来るのではないでしょうか。
自分がミスしないのは勿論の事、周りの人たちにきちんとした言葉で説明するのにも十分役に立つ本だと私は思っています。
是非、読んでみて下さい。