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劇場サーカス

主に自分が読んできた本(小説・漫画)を紹介します。

少女が主役‼私がお勧めするかっこいい少女の小説3選

  こんにちは。サーカスです。

 

 女性が活躍する作品は数多くありますが、皆さんは小説や漫画で登場している女性キャラの中で誰が一番印象に残っていますか?

 

 私はやはり一番初めに自分で買った小説「キノの旅」の主人公キノです。

 

 最初は表紙に描かれているキノはとても抽象的でしたので、買った当初はキノは少年だとばかり思っていました。

 

 読んでいくうちにキノが女性であることに気が付いて驚いた記憶があります。

 

 皆さんはどのキャラが印象に残っていますか?

 

 

 今回は小説を三つ紹介したいと思います。

 

 作者はいずれも七沢またりさんという方です。

 

①死神を食べた少女(全二巻)

死神を食べた少女 (上)

死神を食べた少女 (上)

 

 

死神を食べた少女 (下)

死神を食べた少女 (下)

 

 

  私がブログを立ち上げて、初めて投稿した記事の中で紹介した小説の一つです 。

 

 この物語の主人公である「シェラ」(表紙の女の子)が活躍するお話になっています。

 

 この作者の特徴であるのが「主人公が圧倒的な力・カリスマ性を持つ」「過激、狂気ともいえる狂った性格。一途な価値観」「これまた個性的な主人公の支え役」です。この3つの要素がベースとなっていて、安定した面白さを見出すことが出来ると思います。

 

 空腹の中で目の前に現れた死神。飢えに苦しんでいたシェラは目の前に現れた死神を食べることで圧倒的な力を手に入れます。手に入れた力を使い、自分に飢えを押し付けた敵国を葬っていくのです。

 

 戦闘時における他者の追随を許さぬほどの力に加え、作戦立案、実行力どれをとってもピカ一なシェラにシェラの雄姿を見た兵士たちは魅了されていきます。

 

 もう一つシェラの特徴と言えば食に対する異常なまでの執着があります。

 

 目次を見ていただければわかりますが、どの章も食べ物で表現されています。この少女がどれほど食に対して執着を見せているのかが伺えます。

 

 主人公だけが異常という訳ではないのがこの小説のさらに面白いところ。

 

 シェラの味方にカタリナと呼ばれる少女が補佐役として登場します。このカタリナが色々な場面で登場し、シェラの武勇を支えていきます。

 

 カタリナは上官に心酔する熱狂的な部下の役割を十分に果たしていきます。

 

また、戦争を基盤とした話なので、純粋に読み物として楽しめるのは間違いないです。

 

 自国の思惑や敵国の策略、相手をいかに騙し、勝利を得るか、といった緊張感のある展開に目が離せないでしょう。

 

②勇者、或いは化け物と呼ばれた少女(全二巻)

勇者、或いは化け物と呼ばれた少女(上)

勇者、或いは化け物と呼ばれた少女(上)

 

 

勇者、或いは化け物と呼ばれた少女(下)

勇者、或いは化け物と呼ばれた少女(下)

 

  続いての作品です。

 

 勇者、或いは化け物と呼ばれた少女です。表紙の勇者(作中では本名は出てきませんでした)が主人公です。

 

 今回の話は魔物と戦う話になります。魔物と言っても犯罪者も登場しているので魔物だけと戦うという訳ではないです。

 

 この主人公もぶっ飛んでいます。

 

 勇者としての力を兼ね備え、身体能力は勿論のこと、戦い方、技量すべてがトップクラス。更に誰にも扱えない強力な魔法を持つという主人公なのです。そして「魔族は絶対に滅ぼす」という信念のもと、自分がいくら傷つき、血を流しても魔族を倒そうと奮起する異常な価値観の持ち主でもあります。

 

 しかし、その一点を除けば、仲間思いで優しいですが自分の気持ちに素直になれず、照れ隠しをしてしまう、そんな一面も見られます。

 

 主人公の仲間は3人登場します。狂戦士、学者、魔法使いの3人です。その中でも狂戦士であるマタリが初期から勇者の仲間として登場します。

 

 マタリは最初は弱く、偶然知りあっと勇者とパーティーを組むことになります。マタリは弱いながらも努力し、奮闘していきます。性格も真っ直ぐな性格をしていて、誰からも嫌われようとする勇者にも諦めずに関わっていこうとする人物です。

 

 この小説を読んでいると誰かを心から信頼できるのは素晴らしい事だと感じます。マタリが信じた心はいつしか勇者の閉ざされた心を開いていくことが出来たのですから。女の友情はなんたら…と聞きますが、女同士の友情も捨てた物じゃないと感じます。

 

③火輪を抱いた少女(全三巻)

 

火輪を抱いた少女I 晴れのち地獄<火輪を抱いた少女>
 

 

火輪を抱いた少女II 悪鬼

火輪を抱いた少女II 悪鬼

 

 

火輪を抱いた少女III 二つの太陽

火輪を抱いた少女III 二つの太陽

 

 

 最後は「火輪を抱いた少女」です。

 

 私は七沢またりさんの作品の中でこの小説が一番面白いと個人的に思っています。

 

 表紙に描かれている「ノエル」が本編の主人公。愛嬌のある顔に赤い髪を持ち、武器には先が二つに分かれた火を出すことが出来る八又を持っています。

 

 ノエルはある実験の生き残りで、身体能力、戦闘能力、技術、策略などその実験生活の中で培われています。上記で紹介した天才とは違う部類の才能の持ち主です。

 

 性格的に言えばノエルは今までの主人公たちよりも大人しいと言えるでしょう。実験生活の頃から大人に対して反抗心はある者の、同じ実験体との交友関係は良好でした。もともと人懐っこい性格をしているためか、実験で生き残った後、ある村でもすんなり受け入れられています。そういった点では性格的な問題はないと思われます。楽天的で、自由なノエルは嫌われる性格的に嫌うのが難しいキャラクターだと言えます。

 

 しかし、ルールを外れないのがこの作品。この主人公が唯一譲れないのが「晴れの日は良い日で、雨の日は悪い日」というもの。

 

 晴れの日に上機嫌な様子であるに対し、雨の日は一転ずっと不機嫌な様子でいたり、悪いことが起こると予感めいたことを何度も口にします。実際に雨の日には物語が動くことが多いので雨の日は悪いというのも主人公の性格に沿わせて物語を進めているような節が見られました。

 

 ノエルの相棒はシンシアと呼ばれる騎士の少女です。

 

 シンシアはノエルと正反対の性格をしていて、堅物で几帳面、曲がったことが嫌いなとても頑固な人物として描かれています。

 

 ノエルとシンシアの息のあった会話は「コントかな?」と感じる場面も多々あり、読んでいて飽きを感じさせませんでした。

 

 全三巻に渡って書かれているだけの事はあり、内容も今までの作品より面白いと私は思っています。

 

 ノエルの雄姿や諦めない姿勢を是非感じ取って頂けたら幸いです。

 

 

 如何でしたか?

 それぞれ主人公や脇役に特徴があってとても面白い小説だと思います。

 完結している小説ですので、続きが気になったらすぐに買えるのも良いところです。

 

 ここまでご覧いただきありがとうございました。